岐阜での宿泊にABホテル各務原を利用したのですが、これのバリアフリールームが個人的には割と良かったので車椅子で利用する場合の要望も含めて書いておきたいと思います。
ABホテルは東海エリアを中心に全国20カ所くらいあるようです。
値段は東横インの倍くらいでしたが相応だと思います。建物が新しいのもあって居心地が良かったです。
最初の写真はベッドの向こう側のスペースがかなり狭く見えますが、一応ベッドの両側から車椅子でアプローチできました。
バスルームの引き戸。最後まで開けきらないとドアが自動で閉まります。
おそらくバスルームを引き戸にしたため、入口付近に姿見が取り付けられなかったからだと思いますが、部屋の奥に姿見やハンガー掛けがありました。
車椅子利用者としてはハンガーの位置が低いと嬉しかったです。
バスルーム。個人的には割と使いやすかったです。
東横インには風呂とトイレ別の部屋もありますが僕には十分でした。
前にブログに書いたR&Bホテルもこのバスルーム是非参考にして欲しいですね。
ただシャンプーとかが置いてある棚が高かったです。
バスタブに入る前にチェックしてあらかじめ降ろしておきました。
バスタオルが置いてある棚がかなり高かったです。
これは棚を下げるか、バスタオルを取りやすいところに置くかして欲しいですね。
ちょっと気になったのはバスルーム敷居の段差が1センチくらいありました。
バスルーム内で回転できない事はないのですが、狭いのでバックで出る事が多かったと思います。
何度か不用意にバックしてしまい、段差に引っかかって転びそうになりました。
福祉住環境としては5mm以内と定義されています。
なんでこんな段差が出来たんだろう?
朝食のビュッフェも良かったです。
バリアフリーの温泉宿とか旅館ってかなり高いですからね。
一人で泊まる時は東横インで十分だけど、家族いる時はこれくらいの感じが良いですね。
バリアフリールームは車椅子ユーザーだけが使うわけではありませんが、やはり車椅子ユーザーの目線はまず考えるべき所でしょう。
今回のブログで僕が指摘した部分って改善してもあまり費用もかかりません。
どのホテルにも言える事ですが、せっかくバリアフリールームを作るならより多くの人に使いやすい物を作って欲しいですね。
例えばハワイではどのホテルでもADAルーム(身障者用ルーム)を全客室数の2%設置する事が義務付けられています。
パラリンピックもあるし、超高齢化が進む日本でも今後もっと多くのホテルに設置するべきです。
ABホテルのバリアフリールームは車椅子で宿泊するのに最低限必要な部屋として参考になると思います。
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